世間は優しいひとばかり
「妊婦さんを見かけたら恩を返したい」
結婚して5年、諦めかけた時妊娠発覚しました。
初めての妊娠出産のことなのでそれは不安で、本を読んで調べたりまわりの友達にきいたり、母、姉、出産経験のある人はみな先輩。
とにかく不安ばかり押し寄せる毎日でしたがみな大丈夫、おめでとうと優しい言葉をかけてくれました。
いよいよつわりも始まり、家事もおろそかになって食べることも辛くなる時期が来ると、夫はおかずの用意をしてくれて身体を労ってくれるようになりました。
お腹が大きくなってきての通院は歩くのも大変でしたが、電車で移動してるときにお腹が張ってきた感じがしました。
電車はかなり混んでいてあと数駅と立っていたところ、肩を叩かれ、年配の女性から席を譲られました。
背中を向けていたはずなのに妊婦だと気付いてくれたのでしょうか、数分だけでも座れてほんとに楽になりました。
その頃母はどちらかというともっと動きなさい、運動しなさいと言うほうで、お腹が張って動けない私には厳しい言葉で、妊婦は病気じゃないんだからと言われるので座ってることもいちいち厳しく言われていたのですが、街ゆく世間のみなさまの優しさに触れ、緊張していた日々の中でほんとに嬉しくて有り難い思いをさせていただきました。
私も街の妊婦さんを見かけたら、いつかこの恩を返そうと思っています。
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