妊娠初期はいつから?症状の特徴とは?
妊娠初期とは、生理予定日1週間後から15週目、妊娠して4か月目ぐらいまでのことをいいます。
妊娠初期の代表的な症状「つわり」
お腹のふくらみはまだまだの状態ですが、妊娠初期のころはさまざまな体の変調が起こります。
わかりやすい特徴は『つわり』で、吐き気や胃のむかつき、食欲不振などの症状が現れます。
食事の好みが変わったり、においに敏感になることも多いです。
つわりの原因ははっきりとはわかっていませんが、妊娠によって起こるホルモンの分泌が影響しているといわれています。
妊娠中期に入るころにおさまります。
強い眠気におそわれることも
また、妊娠中は強い眠気におそわれることがあります。
これは妊娠中に分泌されるプロゲステロンという黄体ホルモンが体を休めようとする働きがあるからと考えられています。
腰痛や恥骨痛などの症状も
妊娠中に分泌されるリラキシンという卵巣ホルモンの一種は、骨盤関節を緩める働きがあるため、お腹が大きくならない妊娠初期にも腰痛や下半身の痛みを感じることがあります。
腰だけでなく、足の付け根や恥骨あたりが痛む人も多いです。
他にも妊娠初期に起こる症状の特徴として、風邪を引いたような状態、頭痛や微熱、倦怠感を感じる、子宮が膨らんでいくことで膀胱が圧迫され尿が近くなる現象も起こります。
生理前よりも透明でさらさらしたおりものに変わることも特徴です。
白や薄いクリーム色のおりものなら問題はありませんが、血液が混じったようなおりものの場合は早産や感染症などの疑いもあるため、早急に産婦人科へ受診することがおすすめです。