妊娠初期の出血は危険サインだけではない?
最近では妊娠検査薬の性能が上がってきているため、妊娠を望む女性は生理予定日から妊娠検査薬を利用したり、あるいは予定日前に使ったりしてしまうことがあり、生理の有無で判断しなくなってきています。
ですので、「妊娠検査薬を使用せずに生理が2ヶ月遅れていて妊娠が判明した」というケースよりも、妊娠初期を強く意識することができます。
反面、妊娠初期だからといって敏感になりすぎてしまい、ノイローゼになることも少なくありません。
中でも『出血』は多くの女性を不安にさせてしまいます。
出血の種類は?
もちろん、その出血が鮮血であった場合はすぐに産婦人科にかかるべきです。
妊娠初期の生理予定日前後に、おりものシートに茶色い血液がつく出血であれば、着床出血の可能性があります。
この場合、様子を見てすぐに止まるようであれば心配はいりません。
これは、卵子が着床した際に子宮内膜を溶かして入り込むため、その溶けた子宮内膜が血液となって出てくるものです。
どうしても不安になる・・・
出血は、すべての女性が妊娠初期に体験するわけではありません。
そのため、周囲に経験をしたことがない女性ばかりで「もしかして流産かもしれない」と不安になってしまうこともよくあります。
このように精神的にプレッシャーを背負うことで余計に細かなことで心配になってしまい、「少しだけお腹が痛んだ」「いつもよりお腹が重い」などの症状を敏感に感じ取り、悪循環に陥ってしまってはお腹の赤ちゃんも落ち着いていられません。
妊娠初期では、赤ちゃんがお腹の中でゆっくり過ごせるように急激に変化していきますので、いつもと違うというのは当たり前なのです。
赤ちゃんを安心させるためにも、落ち着いて行動しましょう。