妊娠初期に運動やエクササイズをしてもだいじょうぶ?
妊娠初期の運動は、妊婦が健康であり妊娠経過が順調であるならばとくに問題はありません。
妊娠初期で流産が起こる原因は、胎児側の染色体異常が主な原因であるため、適度な運動であれば運動不足の解消や肥満の予防、気分転換などになり、メリットはたくさんあるからです。
妊娠初期の運動の効果は?
妊娠初期はむくみ、つわり、腰痛などが起きやすい状況にあります。
そのため、軽いウォーキングなどの運動を行うことで、体内の血流を良くし不快な症状を緩和させることができ、血行が良くなることでむくみ解消につながります。
また、外を歩くということで良い気分転換にもなるので、つわりに対しても少し気分が紛れたりします。
腰痛においては、血行が良くなることで筋肉がほぐされ痛みが和らぐほか、出産に備えて筋力を落とさないように維持することにもつながります。
妊娠初期にはどのような運動がおすすめ?
妊娠初期は、マタニティーウォーキングなどが無理なくできて体にもよく、妊娠が順調に進んでいる人であれば、15分ぐらいの長さから正しい姿勢で速めに歩くようにします。
マタニティーヨガは、硬くなりがちな筋肉をほぐしながらゆっくりとした深い呼吸で行うので、リラックスできるうえ手軽に自宅でおこなえるのが魅力です。
ただ妊娠が順調であるからと、何でも体を動かしていいわけではなく、やはりおなかに負担のかかるような振動を与える動きは厳禁です。
また、テニス、ゴルフなどの体をひねるスポーツや、バスケットボール、バレーなどの転倒や誰かとぶつかる可能性があるような激しいスポーツも控えることが大切です。